【熊本消防点検】消防署の立入検査で改善指示書を受け取ったときは?

消防署の立入検査とは?

建物の安全を確保するため、消防署では定期的に立入検査(査察)を行っています。

この際、消防法に基づく基準に適合していない箇所が見つかると、「改善指示書」が交付されることがあります。

改善指示書は「罰則」ではなく、安全性を確保するために必要な改善を正式に求める通知です。

放置せず、早めの対応が大切です。

 


 

 

改善指示書を受け取ったら、まず確認すること

 

 

  1. 指摘内容を正確に確認する改善指示書には、法令に適合していない箇所や改善すべき事項が具体的に記載されています。例:消火器の未設置、誘導灯の不点灯、防火戸の閉鎖不良など。
  2. 改善期限を必ず確認する改善指示書には「改善期限」が明記されている場合があります。期限までに是正措置を完了させることが求められます。
  3. 専門業者へ相談する消防設備の不具合や設置不備などは、消防設備士による点検・改修工事が必要です。誤った自己判断での処置は、かえって法令違反となる場合があるため注意しましょう。

 

 


 

 

改善回答書の提出について

 

改善指示書を受け取ったら、まずは「改善回答書」を消防署へ提出します。

この書類には、指摘された項目ごとの改善予定・対応方針・完了見込み時期などを記載します。

改善回答書は、指示書に記載された提出期限までに提出する必要があります。

改善が完了していなくても、いつ・どのように是正するのかを明記しておくことが重要です。

消防署はこの回答内容をもとに、改善の進捗や対応状況を確認します。

改善完了後には、必要に応じて改めて現地確認や報告書の提出を求められる場合もあります。

 


 

 

株式会社熊城防災総研では

 

株式会社熊城防災総研では、消防署から改善指示書を受け取られた建物オーナー様・管理者様のサポートを行っています。

 

  • 消防設備の点検・改修工事
  • 改善回答書の作成支援及び提出代行
  • 消防署とのやり取り・対応サポート

 

など、現場経験をもとにした実務的なサポートを行っています。

「書き方がわからない」「どこから手をつけたらいいかわからない」という場合でもお気軽にご相談ください。

一覧へ戻る